日本語上手な陳さんと、圓山大飯店へ【2018台湾インスタ映えの旅-3】
2018-04-17
前編「世界で最も美しい台北図書館北投分館とか台湾加賀屋とか」台北のランドマーク、圓山大飯店。
正面に姿は見えるんだけど、自動車道しかつながってないぞ!
涙にくれて僕を待つ女子たちとの約束の時間まで、あと15分ちょっと。
どこ歩けばええんやー

いま、あらためてGoogle Mapくんで見てみるとこんな感じ。
(しかもこの時はwifi繋がらず、Google Mapさえ検索できなかった)

これなんなんだ!複雑怪奇すぎるぞ台北の道路!

仕方なく自動車道わきの側道を進んで、なんとか川を渡ったものの、基隆川沿いの公園みたいなところに出ちゃって、圓山大飯店の姿はどんどん遠のいていくばかり。
やばいよやばいよー、集合時間に遅れると、女子たちの涙が怒りの涙にかわっちゃうよー
そんなとき、救いの神、あらわる。
さすが普段から清く正しく美しい俺!
Excuse me, Could you tell me the way to ABC Hotel?
・・・あ、やばい、Webの和英辞典からコピペしたのバレちゃった。
「Excuse me, Could you tell me the way to Grand Hotel Taipei?」
前方から歩いてきた、人のよさそうな台湾青年にこう訪ねると
「ニホンノカタデスカ?」と青年。
「オォーソーデス、ワタシ、ニホンノカタデス」と僕。
「ワタシ、ニホンゴベンキョウシテマス!」と青年。
きっと僕のネイティブすぎる英語に対応するのが困難だったのでしょう。
彼は流暢な日本語で僕に話しかけてきたのでした。
「タイペイグランド、ワカリマス。ワタシ、トチュウマデイッショニイキマース」
彼(陳さん:仮名)は日本の文化が大好きで、独学で日本語を勉強しているのだそうです。
でも台湾にいると僕のような清く正しく美しい日本語を話すネイティブの日本人と会話する機会がないので、
「イッパイオハナシシターイ」
ということで、僕を途中まで連れて行ってくれることになりました。
そんなわけで公園内の小路を抜けて、圓山大飯店の下を通る北安路へ。

おおお、再び見えてきたぞ、圓山大飯店!
「アトハ、ココヲノボレバ、トウチャクデース!」

ありがとう陳さん、今日はこのあと約束があるのでここでお別れだけど、僕も君の日本語会話の練習台になれてうれしいよ!
あ、もし君が女の子だったら、涙にくれる女子社員たちはいったん忘れたことにして、僕はこの階段登らずにずっとお付き合いしてたかもしれないけど、まあそれも人生だ!陳さんの人生に幸せあれ!
そんなわけで到着しました、圓山大飯店!

さすが、台北のランドマークと言われるだけの威厳はありますね。

僕は昔ここに泊まったことがあるので、来るのは初めてじゃないんですが、その時は「インスタ映え」なんて言葉どころか、デジカメさえもまだ普及してなかったので、写真も1枚も残ってなかったのです。
本日のインスタ映えショットその②。

うぉー、なかなかいいぞ、とか言いながら集合場所のロビーに向かいます。

おー、君たち、なにもそんなにメンバー全員が整列して僕の到着を待ってることないのに、と思いながら「戻ったどー」とその歓喜の輪の中に入ると
「パイセン、なにのんきに写真なんか撮ってんすかー」
「私たち暇を持て余して、ずっとここで待ってたんですからー」
おいおいおいおい、お前たち涙にくれて俺を待ってたんじゃないのか?
俺だって北投の港の女とか、陳さんがもし女性だったらとか、いろんな可能性やら煩悩やらを振り切って、血を吐くような厳しい環境の中、なんとか約束の集合時間ギリギリでここに戻ってきたんじゃないか!
「でも今回はパイセンのいつものテキトー旅じゃないんですから、団体行動してくださいっ!」
お前たち、涙にくれて俺を・・・・・
涙に暮れて・・・・・
俺を・・・・・
はーい、わかりました。。。
さあ、このあとはしっかり団体行動するぞー!
ってことでみんなと一緒に貸切バスに乗って、向かったのは九份(きゅうふん)。
そう、あの「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルのひとつとして有名なあの場所ですな。
九份市街には貸切バスでは入れないため、途中で専用のシャトルバスに乗り換え、市街地の少し手前で下車して歩くことになります。

細い道路を進むと、山肌にへばりつくような九份の市街地が見えてきますね。
台湾はたぶん4回目だと思いますが、この九份には一度も来たことがなかったので、ここが今回のテキトー旅、じゃなかった、団体行動旅で一番楽しみにしていた場所なのです。
うねうねと曲がりくねった細い道を進むこと約15分、とうとう九份の中心地が現れました!

おおお、これだこれ!
<2018年1月13日 訪問つづく> 続き⇒「九份・湯婆婆の湯屋とか、晴れ男が贈る絶景眺望とか」
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