九份・湯婆婆の湯屋とか、晴れ男が贈る絶景眺望とか 【2018台湾インスタ映えの旅-4】
2018-04-23
前編「日本語上手な陳さんと、圓山大飯店へ」九份といえば、ここ。

そう、ジブリの映画「千と千尋の神隠し」に登場する湯婆婆の湯屋のモデルのひとつ、として人気の「阿妹茶酒館」。
ここはお茶屋さんだったんですね。

もちろん店内やテラスで喫茶ふうに飲むこともできます。
1週間のうちに6日雨が降り、いつもどんよりとした雲に覆われている、といわれる九份ですが、晴れ男の僕が行くとこんな感じ。

この日も曇りがちではありましたが、僕のパワーで一瞬雲が切れ、はっきりと青空が広がる時間もありました。
そんなわけで、どーしても晴れの日に行きたい場所がある!という貴女、ぜひこの僕をエスコート役に御用命ください。
ただし子供の運動会でパパも一緒なんだけど、とかやめてね。
まずはランチを、ということで、もっとも九份らしい街並みが堪能できる坂道、 「豎崎路」(シューチールウ)のたもとの「九戸茶語」というレストランに入ると、窓の外の眺めはこれっ!

おおお、インスタジェニック!!!
そして反対側のテラスからの眺めもこれっ!

東シナ海と、その向こうは基隆の町並みでしょうか。
九份は、意外と海に近いんですね。
素晴らしいロケーションですね。
僕の彼女も飲茶を盛り付けてもらってゴキゲンでしたよ!

さてランチのあとは九份散策。
豎崎路の坂道のたもとに昇平戯院という古い映画館のあとがあるそうで、入ってみます。

この九份が、かつてゴールドラッシュで栄華を極めていた頃に建てられた劇場で、当時は1000人ものお客さんを収容したということです。

このレトロ感、いいですね。
高校時代、高崎の町にあったピカデリーというアダルト映画館に、成人を装って日活ロマンポルノを見に行ったものの、窓口で高校生料金を尋ねたアホな友達のせいで中に入れなかったあの時の悔し涙が思い出されます。。。
湯婆婆の屋敷を越えて、豎崎路から基山街に出たあたりにあるのが九份茶坊。

店内は意外に広くて、なかなかしゃれおつな感じ。

グツグツ煮立ったやかんが並ぶ姿もいいですね。

九份、だんだん人混みであふれて来ました。

迷路みたいな狭い路地は、もうすれ違うのも困難なほど。
地図を見ると九份の長ーい階段を一番上まで登ったあたりに「九份小学校」という文字を発見。
美しい小学校の校舎マニアの僕としてはぜひ行ってみたいと思い、一緒に散策してた女子チームのメンバーに提案すると
「飲茶をたらふく食べた直後なのに、どこまでも続くようなこの九份の坂道と階段をわざわざ一番上まで歩かせてくれるなんて、私たちの美と健康のためとはいえ、高貴なパイセンにそこまで気をかけてもらうわけにはいかない」と、たぶんそんな感じのニュアンスで固辞されたのですが、やさしい僕はそんなの全然気にしなくていいよ、とみんなをズンズンエスコートしてあげたのでした。
そんでもってこれが九份小学校の正門。

この日は土曜で学校も休みのようで、校庭にも車が停まってるし、美しい小学校が持つ独特の静けさみたいなのもないなあ。

ハアハア言いながら「んで?」って感じで女子チームが僕を見るので、
「うーん、わざわざ一番高いところまで来たわりには僕の美しい小学校リストに入るほどじゃないけど、ま、なかなかレトロでいーじゃないか、ナハッ、ナハッ、ナハッ!」
とせんだみつおの助けを借りようと思ったら、向かい側の高台になんだか派手派手な寺院を発見!

この聖明宮という寺廟が素晴らしかったのです。

主祀は三国志の関羽としても知られる商売繁盛の神様、関聖帝君。

なんといっても九份の町の一番高いところにあるので、その眺望がスゴイ!

海側も、山側も、遮るもの何一つありません。

女子チームもすっかり機嫌を直して、ご満悦。

さすが、俺!
これ見せてあげたかったんだよなー、ナハッ。
<2018年1月13日 訪問 つづく> 続き⇒ 平渓線のローカル列車とか、十分のランタン飛ばし再び、とか
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