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標津サーモン科学館~チョウザメ指パクとかスタンドまで70キロとか【2018北海道観光復興支援たび‐6】

 2018-11-09
 前編「気まぐれ知床五湖とか、男のロマン密着混浴、もとい、択捉とか


津は北海道最東部、根室海峡越しに国後島を目の前に望む町。
アイヌ語で「サケのいるところ・大きい川」という意味を語源にしている通り、まさにサケの町なんです。

そんなわけで今回ここでもサケの遡上を見ようかな、と思っていたのですが、とてもじゃないけどそんな時間はない感じ。
とはいうものの通り道だし、何もせずに通過しちゃうのも惜しいので、ここを代表する観光施設「標津サーモン科学館」だけには寄ってみようと思います。

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ランチをとる余裕もなく、腹減ったなーと思っていたら、サーモン科学館らしく敷地内には「レストランサーモン亭」が。

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そーだよな、朝からこんだけサケを見て、サーモン食わないのもなんだかなー、という思いがヒシヒシと湧き上がってきます。
あんだけ「ファイト!」とか言ってサケの遡上に感動しといて、結局おまえ食うのかよ、というご批判もあろうかと思いますが、サーモン食いたいんだよっ!

・・・と、とうとう食欲に負けてレンタバイク屋さんに電話し、返却場所を川湯温泉の店舗から摩周駅に変更してもらい(追加料金2,000円)、なんとか1時間を余剰創出しここでサーモンランチをすることにしました。

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標津だからサーモン激安!かと思ったのですが、意外とふつーですね。

そんなわけで一番リーズナブルな鮭親子漬丼を頼んでみます。

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(あまりにお腹すいてて、写真撮るのも忘れて二口くらい先に食べちゃったので全体像でなくてスミマセン。。。)



あー、落ち着いた!
ってことで、時間も20分くらいはあるのでサーモン科学館へと入ってみます。

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標津サーモン科学館は、その名の通り「サケの水族館」。世界中に生息しているサケの仲間18種30種類以上を展示しており、サケ科魚類展示数は国内で一番多い施設なんだそうです。
そりゃそーだよな。そんなに種類あるのか、サケ。

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とかいってそんなにサケばっかり見てても退屈するんだよね。

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と思ってたらなんかすごいのあるぞ。

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チョウザメに指食いちぎられる体験って、あーた。。。
っていうかチョウザメってサケの仲間ちゃうやろー。

「チョウザメには歯がないので安全です!」とか書いてあるけど、ホンマかいな。

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あっぶなっ!

思わず声出たじゃんよー。

なんかかわいい顔してるけど、食いちぎられる感満載なんだけど!

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せっかくサーモン科学館に来たのに、10本の指を残したまま帰るなんて一生の恥やぞ!と思い、その後も何度かチャレンジしてみたのですが、こいつエサばっかりちらつかせてさんざん金使わせた挙句、結局手も握らせてくれないギロッポンのキャバ嬢と同じやぞ、と思われたのか、なかなか食いついてくれませんでした。

いや、俺、お金つぎ込んでくれたら、基本全身全霊捧げるんだけど・・・



とかなんとか言って結構楽しくチョウザメチョウ子と戯れてたら、あっという間に30分。
やばいよやばいよー、また時間おしてきたよー

標津から弟子屈町の摩周駅まで、まだ70キロ。
時間もそうだけど心配なのはガソリン残量。
びみょーにゴールまで行けそうな、もしかしたら行けなそうな感じ。

途中でヤバいからどっかのスタンドで!
ってわけにはいかないんすよ、根釧台地は。
ほぼずーとこんな感じですから。

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満タン返しなんで中途半端な給油はしたくなかったんだけど、さすがに途中でガス欠手押しとかなったらシャレにならないので給油を決意したのですが、標津の町を通り過ぎちゃったあとは弟子屈に向かう途中、もう一軒もスタンドないんじゃないか?

と思っていると途中の川北という集落にかろうじてスタンドを発見し、無事給油。
いやー北海道なめたらあかんよ。
次のスタンドまで70キロ、いつものジャスコまで92キロ、かかりつけの眼医者まで118キロとか、ふつーですので。


ガソリン満タンにして、根釧原野を(良識の範囲内で)ぶっ飛ばします。

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中標津の郊外を通り抜けるとき、右手に開陽台という高台が見えてきました。
ずっと昔、旅先で知り合って3日間一緒に道東をめぐった名前も知らない女の子と、レンタカーでそこに上ったことを思いだしました。
その時も9月のちょうど今頃、今日と同じかそれ以上に素晴らしい天気で、国後が目の前に見えました。
そのとき択捉も見えたのかな?それは覚えてないけれど。

売店のおばちゃんが、今日は20年に一度の眺望だよ、あんたたち、相当運がいいのでこれから幸せになるよ、と言ったので二人で顔を見合わせて笑ったのを覚えています。

晴れの摩周湖を見ると婚期が遅れる、というジンクスがあるようですが、そのあと彼女と見た摩周湖もあまりにも天気が良すぎて雲一つなかったせいなのか、彼女とは翌日斜里駅で別れて以来、一度も会うことはありませんでした。


結局、摩周駅に着いたのは返却時間の17時直前。

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地震の影響でこの摩周から先の網走方面はこの週末まで運休中だったため、この日の釧路行きの列車はここが始発。

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地震の影響はあまり関係ないのか、釧路はホテルが結構混んでいて高かったため、この日は帯広まで移動して泊まります。

前半の道東2日間の旅はここで終了、翌日からは札幌~大雪山という中盤の3日間となります。



<2018年9月21日 訪問つづく>    続き⇒温泉モデルやハウスマヌカンと大雪高原沼めぐり


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