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台湾のネズミーランド九族文化村とか、憧れのラ・ルーのアフタヌーンティーとか【風祭さまと行く台湾ファンミツアー3】

 2019-01-02
前編「まさかの陳さん台湾語オンリーとか、悪魔の日月潭ロープウェイとか



高所恐怖症の2人が、めっちゃ風に揺られながら深い谷の上を走行する日月潭ロープウェイ。
密室に閉じ込められた二人が抱き合って恐怖をやりすごしているうちに、スタァ本人とその事務局長がちゃららら~ん、みたいなイケない関係に陥ってしまう、という韓流B級ドラマ的な危機的状況はなんとか回避され、僕たちはフラフラになりながらも無事に湖畔駅に降り立ったのでした。

よかった、これでこのファンミツアーで最も恐れていた僕の奪い合いがひとつ回避された!
人類がこのまま平和でありますように!

と、ホッと胸をナデナデしていると、ほどなくしてシースルー女子組が戻ってきました。

うぇ~い、楽しかったぁぁぁぁ~、お二人も一緒にこっちに乗ってれば、ガンガン揺らしてあげたのにぃ~

・・・お前らの服もシースルーになってしまえっ!
 (これ僕の言葉ではありません、女帝M嬢の心の叫びを代弁したものです・・・)



さて、ゴンドラ話で盛り上がってすっかりシースルー、もとい、スルーしてしまったのですが、そー言えば僕たちは日月潭ロープウェイに乗って九族文化村へと行っていたのです。

九族文化村は「米国のディズニーランドに匹敵する大・中・小型のアトラクション」「台湾の九つの先住民の伝統文化を表現した先住民集落エリア」、「台湾で最も規模のあるヨーロッパ式庭園」の3つのテーマが揃い、年間200万人の入場者数を誇ったこともある台湾のスーパーアミューズメントパークという触れ込み(九族文化村HPより)でした。

本当は、日月潭ロープウェイを降りたところから入園すればよかったものの、入口のすぐ横に九族文化村のゴンドラがあったので、そのまま乗り換えてその先に行ってしまったのです。

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この下に広がる広大な敷地はぜーんぶ九族文化村。
確かに広っ!

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だけどなんか下ってるよねー。
さっきのところで入園すればゆるやかに下りながら園内を歩けるけど、最初に奥まで行っちゃうと上りながら戻ってくることになるんじゃないの・・・?

・・・だめじゃん、風祭!

心なしか女子たちの目がそう言っているように見えます。
っていうかなんでいつの間に添乗員になってたんだ?風祭。

まー、「米国のディズニーランドに匹敵する大・中・小型のアトラクション」は奥のほうにあるってことだから、こんな広い敷地歩いてないでそっちで楽しみましょー!

と、とてもポジティブな添乗員役になりきってみます。


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・・・・・が、これかい。

確かに東の花やしきと西の生駒山を足して2で割った感じのアトラクションはいくつか並んでいるのですが、全然人がいないぞ。
年間200万人って、としまえんとかひらパーとかの2倍やぞ。11月のよく晴れた日曜日にこんな人出で200万って、ほんまかいな。

もしかしたらあまりにもだだっ広いので、数えてみたら実はめちゃくちゃ人がいるのかもしれんけど(でもたぶんそんなことない・・・)

ま、とりあえず1時間くらい自由行動にして再集合しよー。


そんなわけで、ようやくつかの間の自由を得た僕は、とりあえず少し下ったところにある「台湾で最も規模のあるヨーロッパ式庭園」で命の洗濯をすることにしました。

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おーい、SL走ってるぞ!
いーのか九族文化村?「台湾で最も規模のあるヨーロッパ式庭園」にSLちびっこ号とか走らせて!


んでもって先に進むと・・・
なかなかいいじゃないか、台湾で最も規模のあるヨーロッパ式庭園!

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と思ったらすぐ横に謎のキャラ。

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なんでもありやな、九族文化村!



ということで、場面は再び湖畔に戻ります。

ロープウェイの湖畔駅から近くの伊達部ハーバーまで歩いて、今度はクルーズ船に乗って対岸の水社地区へと渡ります。

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対岸の水社地区はこの日月潭の中心。
僕たちの泊まるホテルもそこにあるので、まずはチェックインして荷物を置いてから今日のメインイベントである日月潭の最高級ホテル、ラ・ルーでのアフタヌーン・ティーに向かおうと思います。

なんてったってみんな(※注)そのために今日は朝も昼もほとんど食わないで我慢してきたからね!

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Ⓒ女帝M (※注:一部フライングしまくってた食いしん坊を除く)。


湖上から見えるのは文武廟ですね。

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僕たちが乗ったのは高速船だったらしく、15分か20分くらいで水社ハーバーに到着。

そして今宵のホテルはそのすぐ近くにあった「Laurel Villa」というラブホテル、じゃなかった、プチホテル。

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日月潭での宿泊は、もちろん台湾No.1の高級リゾート「ラ・ルー」で、と考えていたんですが、こんなに妖艶な雰囲気のリゾートで風祭さまをひとり部屋に泊めるのは極めて危険である、との宮内庁からの通達もあり、今回はM嬢おすすめのこのホテルに宿泊することにしたのでした。
(ちなみに風祭さま「が」襲われるというリスクを回避する、との意味ですので、読者のみなさまにおかれましては誤解のなきようお願い申し上げます)

ちなみに温泉ライター女子2名だけは
「台湾でも温泉がいい~」
と対岸の温泉ホテルに宿をとったようです。
どうやらそこはラ・ルーに引けを取らないくらいの高級リゾートのようですが、台湾のラジオ番組出演のための取材宿泊という扱いにして、おいしい思いしてたようです。

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Ⓒ温泉女子Y

というか、なんでいきなり台湾のラジオ番組に出られるんだよ!
何者やねん、温泉女子!



いったんホテルにチェックインして、さあ、いざ、ラ・ルー!と意気揚々と出かけようとしたところ、ホテルのおねーさん曰く、

( ゜o゜!)エェッ ?ラ・ルーのアフタヌーンティー?予約取った?

|ω・`)チラ
        ジ~ (・_・|
_-)))コソコソ

みんなの視線が一斉に僕に集中するのがわかります。

|ロ゚;)エェッ!! 、やっぱそれも俺っす・・・よね⤵️?


急いでラ・ルーに電話で確認を取ってくれたおねーさんですが、

ざんねーん!今日はもう予約でいっぱいみたいよ~
だめよーこんな日はちゃんと予約取ってから意気揚々と出かけなきゃ!


と爽やかに言い放ちます。


ガ━━━━Σ(・ω・;)━━━━━ン


やばいぞやばいぞ、お前、どうやら添乗員としては一番やってはいけないことをしてしまったぞ風祭。
全裸にされて恥ずかしいところにいろいろ落書きされたあげく、縄でぐるぐる巻きにされて明日の朝、日月潭のどこかに浮かんでも文句は言えないぞ。


こうなったらオトコ風祭、いっそのこと自ら切腹しようぞ!とタイミングを見計らっていたところ、

「ううん、風祭さまのせいじゃないっ!」
「気にしなくていいわよ、風祭さま、ファイット!」
「いっぱい食べてお腹いっぱいだったから、これでよかった、風祭さま、ありがとう!(※注:食いしん坊)」
「その分、夜、いっぱい落書きしちゃうからねっ。か❤ざ❤ま❤つ❤り❤さ❤ま」


。:゚(。ノω\。)゚・。 ファンのみんな、ありがとう!

でもこれ以上傷の上塗りはやめてくれ!


そんなわけで、ホテルのおねーさんに教えてもらった、このあたりでは一番ロケーションがいい、というカフェにいってアフタヌーンもどきをやったのでした。。。

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しかしフローズンマンゴージュース、溶けてるし・・・

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アフタヌーンもどきにも飽きたので、せっかく日月潭まで来たからにはラ・ルーの前くらいまでは行ってみよう、ということに。
もしかしたら風祭さまのオーラで、インペリアルスイートの1室や2室くらいは用意してもらえるかもだしね。

ということで高台まで散歩して行ってみました、「ラ・ルー」。

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おおお、さすがにいい雰囲気だぞ。

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どーもどーもどーもどーも!
ってな感じで中に入ろうとすると、フロントのおにーさんに「もしもし」と呼び止められます。

来たぞ、風祭スペシャル!

参ったな~、誰だよ、俺が日月潭にお忍びで行くとかリークしたやつ。

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「是为了什么吗(何か御用ですか)?」
とフロント氏。

え?あ?
あー、そのー、なんというか、友達がこっちに迷い込んで来たんじゃないかと探しているんですよー

「我还没来(来てません)!」
とフロント氏(&宿泊者以外はこれ以上中に入るなオーラ)

おー、そーですよね。来てないっすよね。
まいったなー、あいつら。どこにいってるんだろーなー、ラ・ルーとラ・ムー間違えてここに来ちゃったかと思ったんだけど。
あ、そーだー、おにーさん「ラ・ムー」知ってます?
アイドル全盛期の菊池桃子が突然血迷って作っちゃったロックバンドですよ、ラ・ムー。
えっ?そーですよね、知らないっすよね、ラ・ムー、はっはっは~


・・・あぶないあぶない、危うくインペリアルスイート用意されちゃうところだったぜ。


そんなわけで、さらに身をやつして、記念にラ・ルーのロビーからの写真だけ撮ってきました。

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露天風呂の湯舟じゃありませんからね。
ロビーの回廊です。

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この写真の左側にある平べったい小さな島が、このホテル名の由来となったラ・ルー島で、日月潭周辺に多く住む台湾原住民、サオ族の聖地なんだそうです。



ホテルの客室に戻ると、なんかアメニティが生々しい装飾になってますよっ!

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ファンミツアーの夜はこれだから気が重いぜ。これも誰かファンがムフフな雰囲気づくりのために仕込んだな、きっと。
そして明日は体が鉛のように重くなるに違いない。なんたって男1、女6だぜ、今宵は・・・。

と思ってたら15年ぶりくらいの添乗員業務で思った以上に疲れたんでしょうか、ホテル前の食堂で夕飯食べて部屋に戻ったら、いつの間にか寝落ちしてたようです。

夜中に誰か襲いに来てたら、落書きでも縄しばりでもなんでもできたのに、この日の夜は。


<2018年11月11日 訪問 つづく>    続き⇒「風祭さま争奪!日月潭サイクリングとか、台中南天宮とか




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