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大阪での定宿に決定!昭和遺産ラブホの王様「ホテル富貴」【2018そうだ、関西、行こう‐3】

 2019-01-29
前編「余呉湖の天女をめぐる冒険とか、石田治部と鶏足寺とか


11月の紅葉時期、京都のホテルは混むのです。
金曜とはいえ、そこらへんのビジネスホテルでも「いちまんはっしぇんえーん」「にまんにしぇんえーん」みたいな感じ。

たっか。

じゃあ大阪市内なら大丈夫だろう、ということで調べてみると、こちらもその余波を受けてか、いつも「ろくしぇんえーん」くらいで泊まれるところが「え、全部5ケタ?」みたいな感じ。

困ったなー、大阪の港の女にはその日はダメんっ、と断られたばっかりだしなー。


はっ!思いついた!
いいところがあったんだった!



それが、ココ

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ま、ま、まさかのラブホじゃないのーっ!

と思ってショックで卒倒しそうになった全国35万人のファンクラブ女子のみなさん、気を確かに!
理由はあとでゆっくりと説明します。


実はここ、前から知ってたんです。
僕の行ってみたいところリストにも入ってたし。
でも、なんのかんのと理由がないと、勘違いされるでしょ?
そんなわけで今回が絶好の機会だったわけです、ハイ。

このホテル富貴、いわゆる昭和遺産ラブホテルとして有名な場所。

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いろんなメディアにも取り上げられていて、そこらへんのいわゆる怪しい隠微なラブホとはちゃいまっせ!


そんなわけで、最寄り駅の大阪京橋駅から怪しい路地を歩いていきます。

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やっぱ怪しいんじゃんかよっ!


しかししかししかし!これよーくご覧ください!

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「お一人様でも気軽にご利用くださいませ!」

ですよ!

ま、お一人様でなくてももちろんいいんですが!


どっちなんだ風祭!ひとりぽっちと思わせといて、まさかの新・港の女登場か?
(・・・と虚しい思わせぶりトークを一人ぐちてみる・・・)


正面に入ると、レトロな受付が。

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「あのー、予約してた風祭ですが・・・」


予約してたんかいっ!


だってこのホテルめちゃくちゃ人気で、週末はいつも混んでるって聞いたんだもん。
それに部屋によって違うんですよ、趣向が。

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これ、よくあるルーム一覧ですが、一番たっかいやつ、休憩2,980円、宿泊8,950円のやつに泊まらないとダメなんです。
この一番高いカテゴリーの8つの部屋が、ザ・ホテル富貴ならではのお部屋なのです。


「あー、昨日電話くれた方ね、広めの部屋だったわね。えーと今空いてるのは101号かしらね・・・」
と元気のいいおばちゃんが顔を出します。

予約、テキトーやな!

でもまあ広めの部屋空いてたし、おばちゃんホントに感じがいいので許します。


せっかく憧れのホテルに来たので、部屋に行く前に少し館内を散策します。
ホテル内を感嘆しながら散策するなんて、シンガポールのラッフルズホテル以来だよー(ウソ)

見てくださいよ、この麗しい螺旋階段。

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そしてこの廊下の壁。

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天井のシャンデリア!

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ルームの名前、「武家」ですよ、ぶけ!
なんて妖しいお殿様チックなプレイが期待できる部屋名なんでしょーか!

このほかにも「舟(ベッドがほんとに舟)」とか「ローマ」とか「中華」とか名前聞いてるだけでも血沸き肉躍るようなプレイが想像できます。

これは「江戸」の部屋の天井に描かれた春画。
神殿風高床式ベッドに仰向けになるとこれが目の前に広がるんですわ。

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Ⓒホテル富貴HP

ええわー、ええわー、こんなん天井にあったらめっちゃエキサイトするわー

(いや、かっこよすぎて興奮って意味です・・・)


残念ながら全部の部屋は紹介できないんですが、決めました!

次から大阪の宿泊は全部ここだ!
全部の部屋に泊まってやる!



さて、今宵の僕の秘室は「101号 ガラス」

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「ガラス」ってなんや?と中に入ってみると、どどーん!!!

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大名のVIPルームかっ!

いやー、これで肥後橋のア〇ホテルよりはるかに安いとか、信じられへん。

8,950円ですよ奥さん!
今だけ!僕とだけ!はっせんきゅうひゃくごじゅーえん!!!

うしろの和室にはなんと奥ゆかしき電動マッサージャー!

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・・・そしてベッドの上にも同じくゆかしき電マ、もとい、電動マッサージャー・・・

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部屋全体はこんな感じ。

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA



360度カメラ、この時ばかりは慎重に扱いましたよ。
だって新・港の女2号が和室の隅に隠れてるつもりで映り込んじゃってたら、ファンクラブ会員の一向一揆か米騒動がおきますからね。


・・・と思ったら映ってた。新・港の女2号・・・

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いやー、ピンクの花びらに同化してると思ったんだけど、隠しきれなかったか!

そんなわけで、今宵は彼女と「ガラスナイト」を過ごしたいと思います。


この「ガラス」という名前は、バスタブが「ガラス」でできているからなんだそうです。

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そしてなんとうれしいラドン泉。

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美容と健康のために、今度ラドン泉、入りにいこーよ!
という魅力的な誘い文句で女子をここに招けそうですね!



そんなこんなですっかり眠れぬ夜をすごしちまったぜ!
チェックアウトして外に出ると朝日がまぶしーなー。

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いやいやいやいや、なーんもやましいことしてないから、俺。
別に裏から出なくてもだいじょーぶだから。

改めてお日様の下でみるホテル富貴、カッコいいですな。

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こんなにピンクでかわいかっただなんて全然わからなかった。

この看板の威風堂々とした年季の入り方よ!

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ちなみにこのホテル富貴のすぐ近くに姉妹館の「ホテル千扇」もあります。

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週末以外、普段はあまり開けてないようですが、ここは撮影スタジオとして使えるみたいですね。

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こんなん見ると、こっちにも潜入してみたい気がします。
くっそー、ここですんごいコスプレ撮影会とかしてんだろーなー。


結論!これからは大阪に来たらこの「ホテル富貴」を定宿にしたいと思います。

こーゆーホテル、ぜひ行ってみたいけどぉー、一人じゃハズカチーという貴女、

安心してください!ご一緒しますよ!
(注:安心できるか否かは、あ・な・た・次・第)


残りあと7回(7室)です。

お早めに。




<2018年11月16-17日訪問 つづく> 続き⇒「紅葉の京都でちゅらちゅちゅちゅー 永観堂/東福寺/出町柳


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