倉吉の「課長 石破茂」とか、植田正治写真記念館の逆さ大山とか【平成~令和元号またぎ旅‐4】
2019-07-08
前編「憧れの「すなば珈琲」めぐりとか、意外にムフフなコナンくんとか」鳥取といえば、石破しげるさん。

次期首相候補とも言われていますが、体制に流されることなく、時に歯に衣着せぬ言動をするので、いまちょっと形勢厳しいですね。
でもこの人、話はめっちゃ面白いんですよ。
石破さんとは以前、日本ナイスミドル新聞社主催の特別対談で、地方創生とか、寝台特急出雲とサンライズ出雲の旅情の違いとか、市井の奥様たちのハートを鷲づかみにする話し方とかを徹底的に討論したので、僕は密かに応援してるのです。
鳥取県内を歩いていると、100メートルに1枚は石破さんのポスターが貼られているんじゃないか、と思うほどの人気なのですが、ときどきとんでもないやつもあったりします。

課長 石破茂かよっ!
ま、そんな感じで迎えた3日目の朝です。
みなさんおはよーございます。
さて、この日は早朝から倉吉の町をブラブラ散策してみます。

倉吉は鳥取県中部の中心都市で、人口はなんと47000人。
47万人じゃーありませんよ。それでも鳥取県第3の都市です。
駅前から2キロほど歩くと打吹山の麓に倉吉の旧市街があり、蔵と土壁の町並みが残っています。

このあたりはもともと打吹城の城下町だった場所で、江戸時代から大正・昭和の初期まで商業都市として栄えた地区。

白壁土蔵の脇を流れる玉川には小さな石橋がいくつもかかり、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

昔、まだ僕が若かりし頃(今も若いですが、特にカラダ)、たまたま冬休み初日にパチンコで勝ったので、その3万円を右のポケットに突っ込んで、その夜の寝台特急「あさかぜ」号に飛び乗って、深夜特急の沢木耕太郎ばりに
「これがなくなるまでパチンコしながら旅してみよう!」(ただし冬休みの間だけ)
となぜか冬の山陰にやって来て(海外じゃねーのか!)、岩国、益田、萩、浜田、米子とほぼ連戦連勝、倉吉でも大勝ちし、その勢いで三朝温泉に泊まりに行ったことがあります。
結局その時、かえってきたら右のポケットには15万円くらい残ってました。
神かよ、俺!
ということで倉吉にはその時に来ているのですが、パチンコがメインだったもんで、この通りをさらっと歩いたことくらいしか覚えてませんでした。
倉吉の町並みを歩いていると「赤瓦」というのれんのかかった建物が目に付きます。

これは赤色が特徴の石見の国・石州瓦の建物を指し、全部で16号館まであるそうです。

倉吉の古い町並みに、なぜかときどきこんなんあるんだよなー。
アニメかなにかの聖地なのかな?

と思ったら、やはりここは「ひなビタ♪」という作品の舞台になっているらしいのですが、これはどうやら純粋なアニメ作品ではないらしく、架空のアニメキャラによる楽曲の音楽配信メディアで、その舞台である倉野川市のモデルが倉吉のようなのです。

ちなみに「ひなビタ」というのは「鄙びた」のことでこのキャラたちが音楽を通じて町を活性化していく、というストーリー。
でもアニメではない。
うーん、よくわかりません。
しかしこっちはよーくわかります。

第53代横綱、琴桜(前佐渡ヶ嶽親方)ですな。
群馬が生んだ名関脇、琴錦の親方だったんで、よーく覚えてますよ。
この琴桜は倉吉の出身で、白壁土蔵の町並みにある生家が、今は記念館になっています。

町並みから少し離れた場所にある「鳥取二十世紀梨記念館 なしっこ館」

この日は早朝でまだ空いてなかったのですが、なしっこ館は行ってみたかったな。
梨の食べくらべとかで、めっちゃ梨食えるみたいですよ!
さて、倉吉の早朝散歩を終えて、次は米子に到着。

しかし今回は鬼太郎列車に乗って境港に行くわけではありません。
観光シーズンに米子から大山の主要観光地を周遊している「大山る~ぷバス」に乗ってみます。

そんでもって大山山麓の何もない平原の真っただ中の、なんだかやる気のない感じの「美術館前」とかいう停留所でバスを降ります。

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植田正治写真美術館「逆さ大山」と、仁王堂公園「レンゲ大山」【鳥取県】
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