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北の京芦別前編【2014‐秋‐北海道_4】憧れのB級スポット、北の京芦別へ

 2014-10-23
■10月7日(火)

覚めると、今日も朝から素晴らしい天気。
少し遠回りをして旧道庁前を通って、札幌駅に向かいます。

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さて、今日はこの中のどの列車からスタートするのでしょうか?

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答えは、これ。

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網走行きのオホーツク、釧路行きのおおぞら、と行きたいところですが、道東はもう少し後になるので、今日はわりと地味目なスーパーカムイ旭川行からスタートします。

■札幌駅発 6:51 → 滝川駅着 7:43

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滝川で根室本線の快速富良野行に乗り換えます。

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ところが、この同じホームにこんな列車も停まっていました。

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これはこの快速列車のあとに出発し、9:36滝川発、18:03釧路着、348.5kmを約8時間30分かけて走るという日本一長い距離を走る鈍行列車でした。
うわさに聞いたことはありましたが、行先表示板にこんなコメントが入っているのは初めてみました。


■滝川駅発8:05 → 芦別駅着 8:36

快速列車とはいえ、1両編成、しかも乗車人員はひとケタ、という状態です。
ビジネススーツっぽい服装に身を包んだおねーさんも、ヒールを脱いでボックスシートに足を投げ出してリラックスしているくらいガラガラです。

赤平・茂尻あたりにところどころ残る炭鉱施設跡にうっすらと霧のような雲がかかって、なかなか幻想的。
浴線の木々は、札幌よりも色づいています。
駅の裏の名もなき公園に、凄く鮮やかな紅に染まった樹が、凛として一本だけたっています。

なんだか消毒っぽい匂いがすると思ったら、僕の後ろのボックスにおじいさんが座っています。昔の田舎のパチンコ屋を思い出すような匂いです。
そういえば、僕が生まれてはじめてパチンコをしたのは、冬の赤平の駅前でした。
話すと長くなるのでここでは書きませんが。


滝川を出て30分ほどで芦別に到着します。

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降りたのは、僕一人。
駅はまだ若い女性が一人で切り盛りしています。
もしかすると彼女が駅長(そして芦別駅唯一の駅員)なのでしょうか?
いきなりこんな駅にたった一人で配属されたらさぞ寂しかろう、という感じです。

だってこんな駅です。
この自転車の倒れてる感が、侘しさを3倍くらいに増幅します。

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しかも駅前にわけのわからない、このモニュメントです。

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駅前の目抜き通り。
火曜日の、朝8時40分。
東京だと通勤客で死ぬほど混んでいる時間です。

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ついでに芦別No.1 の繁華街。

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いやーこの町には勤労する人々というのはいないのか、と思って駅前通りを歩いていると、1台の車がブーンとどこからかやってきて駅前通りの雑居ビルの前に停まり、中からタイトでミニな紺色のスーツをキメたおねーさんが降りてきました。

なんか突然思いもよらぬ感じの人が登場してきたのでドキドキしちゃいます。
おねーさんは○○生命と書かれたビルの中に入っていきました。

・・・いたんだ、勤労してるひと。しかも若いおねーさん。。。



さて、こんな芦別に降りちゃった理由は、これ。

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公園からも、ぬっと見える、これ。

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学校の奥のほうにも、ぬっと見える、これ。

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そう、芦別が北海道最大のB級スポットといわれるゆえんの、「北の京芦別」跡地に来てみたかったからなのです。



<つづく>








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