石北本線・桜岡駅【2014‐秋‐北海道_6】春色の名前の、秋色の駅。
2014-10-26
■10月7日(火) 午後芦別から路線バスで旭川に向かいます。
また途中からほどんどの区間を貸切状態で、約1時間。
北海道の交通網、大丈夫なのでしょうか、心配です。
午後3時。
今日はこのまま旭川に泊まる予定なので、夕方までまだ時間が少しあります。
そこで、以前、北海道に住む女の子のブログで読んでから、ちょっと気になっていた旭川の近くの小さな駅に行ってみることにしました。
旭川の駅は2,3年前に全面ガラス張りの新しい高架駅になって、ずいぶんイメージが変わりました。
洗練されていて、かつあたたかく、やさしいのですが、どこかものさびしいのです。
その思いは、夕方とか夜になるといっそう強くなります。

石北本線、宗谷本線、富良野線の列車が揃って並んでいます。
長くて立派なホームに停まっていると、1両、2両の短い列車が小さくなって身を寄せ合っているように見えます。

僕はこの、特別快速きたみ号に乗って約20分、最初の停車駅、当麻まで行きます。

■旭川発15:05 →特別快速きたみ →当麻着15:22

今回の目的地、「桜岡駅」にはきたみ号は止まらないので、ひとつ先の当麻まで行ってひと駅ぶん約4キロ、のんびり散歩でもしながら戻って行ってみることにしました。
大雪山系の山々にはもう冠雪が見えます。
あまりにいい眺めだったので、ちょうど通り過ぎる列車を入れて写真を撮ってみました。

これしかない、というシャッターチャンスを活かした、なかなかのテクニックでしょ?
・・・実は手に入れたばかりのiPhone6には連写機能があって、こんなの、まったく簡単に撮れちゃうんです・・・(笑)
ずーっとまっすぐな道を歩きます。
僕が歩いてきた道と、僕の影。
30頭身くらいですね。足はあんまり長く見えないけど。。。

やがて桜岡(さくらおか)駅に到着します。

名前の通り、桜をモチーフにした、小さくて美しい駅です、とブログには紹介されていました。


でも、さすがに10月初旬のよく晴れた夕暮れどきは、桜色ではなく、一面の秋色に染まっていました。
北海道のわずかな秋のピークを惜しむかのような、ものすごい萌え方でした。


秋色の駅から、秋色に染まった列車に乗って旭川に帰ります。


旭川の駅は全体が木目調であたたかくてやさしいのです。

いつも広々としていて、とても落ち着くのです。

でも、こんな秋の夕暮れとか夜には、あまりいい駅じゃないんじゃないか、と思うのです。
明るくて、あたたかかった駅から外に出ると、外はすっかり暗くなっていて、急激に気温が下がっています。
まるで海外の空港のターミナルのような立派な駅舎と駅前広場も、人影が少ないのに、広すぎるのです。

駅前から買物公園を歩いていると、「したっけさー」という女の子の声がどこからか聞こえてきて、一瞬胸がキュンとします。

このまま旭川ラーメンを食べてホテルに帰るのは、ちょっと惜しい気がしてなりません。

<10月7日 おわり>
●前編から読みたい方は、こちらから
憧れのワンダースポット 北の京芦別その1
憧れのワンダースポット 北の京芦別その2
行きたくなったら1票ずつお願いします(笑)→


よかったら、また来てください! → http://mousoukiko.blog.fc2.com/','日本に、もっと恋する旅')" value="お気に入りに追加">
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